今年も4月1日からぴっかぴかの1年生があいキッズに入って来ました。今年のきらきらの1年生は50人超え! 入学式前の春休み中から元気いっぱいで5月の連休を過ぎていっちょまえのあいキッズ児になりました。この時期毎年、第十小あいキッズでは「新一年生歓迎会」を行っています。今年ももちろん、おなじみの地域の読み聞かせグループ「にじいろ♪ぽっけ」の皆さんの楽しいパフォーマンスです。5月15日水曜日、1年生だけでなく上の学年も参加して、60人以上のこどもたちで図書室は満員。いつものように手話でご挨拶。「こんにちは! にじいろ♪ぽっけです」

ずらりと廊下に並んで

にじいろ♪ぽっけの皆さん

手作りの素敵な飾り
1.絵本『けっこんしき』
これは絵本そのものがかぶりものになっているという楽しい絵本。最初に一番真面目そうな施設長が花嫁のかつらの絵をかぶらされた瞬間、子どもたちは大爆笑・・・・というかほぼ絶叫!
それほど信じられない姿だったのでしょう。のりのいい第十小のこどもたちに慣れているにじいろ♪ぽっけさんですら、そのどっかんぶりに驚いていたようです。そのあと、1年生のやりたいこどもたちが前に座り、次々とほかのカツラ絵本をかぶらせてもらいました。どの子もとっても嬉しそう。笑顔が輝いていました。

こんな作りの絵本です。

はなよめゴリさん

あたしはモーツアルト

ぼくがはなむこ
2.絵本『オレ、カエルやめるや』
これはカエルの子が、カエルをやめてほかの動物になりたいとお父さんに愚痴をこぼす話。面白い内容に、さっきの大騒ぎは嘘のように、こどもたちは集中して聞いていていました。

3.チコちゃんの質問コーナー
続いて、チコまみが登場。「板十小全児童の皆さんにおたずねします」 例のチコちゃん節で聞いたのは、最初が「なぜ誰かと別れるときに、人は手を振るのか?」 これは用意してきた絵本にある質問です。「はい、はい」と手をあげるこどもたち。でも的はずれな答えばかり。当然ながらチコちゃんの怒りが爆発し、「ボーッと生きてんじゃねーーよ!!」 質問の答えを解説するのも当然ながら、にじいろ♪ぽっけの方が扮する大学教授。
そんな設定で、2つ目の質問は、チコすけによる「校長先生の名前は?」 苗字はみんな知っていても、下の名前までは知りません。そこでもちろん、チコすけの突っ込み。解説してくれたのは、大学教授役のゴリさんです。
最後の質問は、バルーン作りがじょうずなあいキッズ職員のもうひとつのお仕事について。その職員は怖い話も得意です。なので…「いつものんきに怖い話をしてと頼んでばかりいる第十小あいキッズの児童の皆さん」でスタート。答えは「大道芸人」 こどもが知らない言葉を使ったのは、チコまみの意図するところ。答えを聞いても、みんなわからなくてシーン! だからこそ「ふむふむ」と解説に耳を傾けていました。

チコまみ

チコすけ
4.絵本『カッパのあいさつ』
カッパのあいさつは互いに後ろを向き、お皿を合わせるそうなのですが、そのあいさつを勢いよくやりすぎて、お皿を割った2人が代わりにいろいろなものを頭に載せて行くというお話。 皿に使う理由をこじつけて(例えば『あざらし』には『さら』の文字が入っている)物語が展開するひたすらナンセンスなお話に何度もくすくす笑いが起きていました。

5.紙芝居『たぬきのにゅうがくしき』
たぬきの子が入学式を見てうらやましがったので、人間のこどもにばけたたぬきの子が、お父さんがばけたランドセルを背負い、入学式に参加するというお話。ほのぼのとした物語。入学したての1年生にはぴったりです。

5つの楽しいパフォーマンスが終わったあとに、フェルトのネームタグをプレゼントにもらい、みんな満足そうに図書室から戻りました。にじいろ♪ぽっけさん、いつもありがとうございます。

プレゼントをもらうときもきちんと並んで

かわいいネームタグ