利用者はエッセンシャルワーカーを保護者に持つこどもたちのみ。そのため、普段なら100人前後のこどもが来室するのですが、朝から十数人から二十数人の利用という状況が5月半ばで続きました。
スタッフの心配をよそにこどもたちは元気です。朝から夕方までのありあまる時間とゆったりした空間をこどもたちなりに上手に利用していました。例年夏休みしか作れない本格的なカプラ建築。今ブームになっているアニメの武器を作ってからの鬼ごっこ。
そして、人数が多いとなかなか取り組めないビーズ工作。特にビーズは設計図を見ながら数を数えてワイヤーにビーズを通すという作業なため、例年1年生には少し難しい作業です。ところが今年は毎日ゆっくりできたため、1年生でも一番簡単なスイカから始め、いつの間にかかなり難しい作品まで作ることができるようになりました。
特に以前からビーズ工作が好きだった3年生は、最も難しいレベルのザリガニをも完成することができました。ママのため、パパのため、おじいちゃんのため、おばあちゃんのため、作ってはプレゼントするんだという子も。次にビーズ好きで流行ったのが名前を英語で作り、ストラップにすること。本当にこどもたちの成長は素晴らしくて目を見張りました。
ようやく学校が始まり、同じペースで工作することはできませんが、やりたい気持ちを大切に、考えていきたいと思います。