学校が再開され、多くの子どもたちの笑顔が見られるようになった7月。だからと言って例年通りに行事ができるわけではありません。そして、いまだ一般登録の子はあいキッズに来ることさえできません。
それでも職員は季節の行事は大切にしたいと、事前に話し合い、たなばたの短冊の色染めをやろうと決めました。実はその話が進んでいる中、事情があってあいキッズの前の庭が使用できなくなりました。そのため、放課後ルームのほうの工事現場との境のスペースを学校からお借りして色染めをすることに。
梅雨の始め天気の良い日、前から準備していた通り、コンクリートにブルーシートを敷き、机を並べ、密にならないように、1年生からクラスごとに始めました。
喜々として色染めする1年生。「2年生は次の天気の日ね」と伝えるとぶーぶー文句を言う2年生も。幸い次の日も天気だったので、2日間で色染めができました。予想通り3年生になるとやりたい子が限られてきますが、それも成長の証し。


また、例年なら全員に短冊を配るのですが、今回は短冊を家に持ち帰るのも、お願いを書くのも希望者だけに。そのかわりひとりで何枚書いても良いので、中には家族全員へのありがとうや、おばあちゃんの健康や長生きを願うメッセージまでありました。残った色染めの紙だって無駄にはしません。いずれ、こどもたちと共に、ちぎり絵を作って楽しみたいと思っています。


そうそう。笹に飾られた短冊には今年ならではのお願いまでありました。雲の上のお星さま、お星さま、どうか世界中みんなのこのお願いを叶えてください。