今回はただじゅんさんとおはなしパントマイムのMOKOさんのスペシャルコラボです。
前半はおなじみのただじゅんさんのコーナー。いつもの「おめでたや、おめでたや」の節でおめでたいお話でこどもたちのハートをつかむと、続いて「自分は一度もきつねにだまされたことがない」と自慢していたおじいさんが、結局きつねにだまされ痛い目に遭うという「きつねのかくれ頭巾」。3番目の出し物は“福まわし” 回すお皿がどんどん大きくなり、回す竿もどんどん長くなる迫力ある芸にこどもたちは大喜び。
そのあと三味線と太鼓についての説明をしてから迫力満点の太鼓のパフォーマンス。
ここでMOKOさんにバトンタッチ。パントマイムは通常言葉を言わないものですが、MOKOさんの場合は、おはなしパントマイムなので台詞が入ります。ここはすずきさんの家の庭。彼女は女郎蜘蛛。春に生まれ一生に一度だけ風にのって空を飛び、この庭に降りて糸で巣作り。エサはバッタやセミ、テントウムシ、カメムシなど味も色々。最初は5mmくらいだった体も脱皮を繰り返しおとなになると、オスのクモがやってきて結婚。オスは当然ながらメスに食べられ、彼女は卵を産みます。なんと3000個。冬になって地面におりて卵の寝床作り。こうして女郎蜘蛛の一生が終わります。パントマイムで語られるお話をこどもたちは一生懸命見ていました。
最後はただじゅんの獅子舞です。獅子をかぶる前にはお獅子のマスクをつけて登場。現状を面白く効果的に演出して、さすがただじゅん! そしてもちろん、あいキッズの子は獅子に頭を噛んでもらうのが大好き。みんな「噛んで、噛んで」の大合唱。おとなもこどもも噛んでもらい、世の中の嫌な気と菌を吹き飛ばしてもらいました。
普段であればパフォーマンスで終了のお楽しみ会ですが、今回は、MOKOさんのパントマイム・ワークショップのおまけつき。丸くなってMOKOさんの動きをまねながら、最後には二手に分かれ、綱引きのパントマイムができるようになりました。
ただじゅんさん、MOKOさん、ありがとうございます。
……と、例年ならこれであいキッズの部屋に戻って帰りの会ですが、
なんと今年は、体育館にサンタクロースが登場。サンタもソーシャルディスタンスを心得ているようです。今年も素敵なプレゼントをいっぱい持ってきてくれました。もうしばらくの間室内あそびに限定されるこどもたちを思うと感謝感謝です。
おやつは当然ながらいちごのショートケーキ。
まだ気を許せない状況が続きそうですが、スタッフでよく話し合いながら季節の行事を大切にし、こどもたちに楽しい時間を確保して行きたいと思います。