10月27日水曜日、以前から申し出があった国際興業バスによる秋の交通安全教室をようやく行えました。講師に来て下さったのは、路線バス部門のお二人です。会場はB室のため、45分ずつ2回に分けて行いました。1回目の1年生向けには24人、2回目の2年生向けには20人が参加してくれました。
内容は基本的にバスの車内から撮影されたドライブレコーダーの動画(いわゆるヒヤリハット映像)を見ながらの交通安全のお話です。歩行者の危険行為について5事例。自転車の危険行為について4事例。どの事例もかなり衝撃的で、少し不鮮明なことも相まって、かなり怖いシーンが多く、「あ! 危ない!」とびっくりした声を出す子が続出。また、映像がリアルで怖いのでそわそわする子もいて、交通安全の重要さが伝わっていました。
続いて、交通安全に関するクイズが3問。前のヒヤリハット映像で怖さを実感した子たちは積極的に手を挙げていました。特に「黄色信号は赤信号の仲間で、黄色は止まれの意味」と「道路に表示されている自転車走行可能レーンは小学生以下と70歳以上は、自転車での通行ができない」というお話は、こどもだけでなくおとなも知らなかったことでした。そのあとの「みなさんに守ってもらいたい3つのこと」では、「道路を横断するときは必ず横断歩道を渡ろう」「道路に飛び出さないように歩道を歩こう」「車の近くでは絶対に遊ばない(急に動きだすことがありとても危ない)」と教えてもらいました。
講師に来て下さった運輸管理部管理課教官の三留さんは、「1,2年生の子に向けて、こうした講座を持ててよかった。こういった注意してもらいたい事項は、できるだけ小さいころから考えてもらえると良いと思う」とおっしゃっていました。
最後に国際興行バスの素敵なグッズセットがプレゼントされ、怖い話で少しこわばっていたこどもたちの顔がにこにこ。こどもたちに交通安全の大切さを伝えるこのイベントを定期的に行えればと思っています。



