2022年10月12日

2022年工作あそびフェスティバル 準備からスイーツカフェ・バルーンアート編

あいキッズにとって最も大切にしている取り組み「工作あそびフェスティバル」 今年は10月12日開催を早めに決め、どういう方針で子どもたちに投げかけ、各チームにつく担当スタッフがどのような視点で寄り添うか話し合い、次のような方針が決まりました。

* 登録児童の増加をうけ、今年度は3年生以上を実行委員とする。
(9月後半に募集開始)
* 事前に子どもたちにアンケートを取り、どんなお店があると良いか聞き、それをもとに実効性を考え、4つ選んだ上でチームごとに実行委員の募集を行う。
* 担当スタッフについては、例年担当している職員は基本的に補助にまわり、経験の少ないスタッフに担当になってもらう。各チーム複数でかかわる。
* 実行委員以外の子の参加意識を育てるため、会場装飾担当が企画する内容で子どもたちを巻き込む。
* 子どもの自主性を大事にし、可能な限り子どもができる範囲で準備を進める。

こうして決まったのが、“おばけやしき”“バルーンアート”“ストラックアウト”“スイーツ工作カフェ”です。そして今年は開催日に引っかけ、ハロウィンのテーマでフェスを行うことにしました。募集してみると、3年生以上とは言え、合計39人の子どもが実行委員に手をあげました。担当スタッフも決まり、話し合いを重ね準備開始。各チームの実行委員になった子は昨年の経験者が中心だったこともあり、やりたいことの意見が具体的でやる気もバッチリで頼もしい限り。実行委員が描いた告知ポスターを校内に掲示し宣伝もします。

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今年の装飾は、美術系が得意の2人が考えた色塗り曼荼羅絵です。こうして迎えた当日、色とりどりの曼荼羅絵がパズルのように壁面を彩りました。

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実行委員とスタッフにとってハラハラドキドキの当日。今年も学年を1年生・2年生・3年生以上と時間ごとに分けて入場してもらいます。今年も大盛況! 全部で120人以上の子どもたちが参加、先生の中にはこのイベントに立ち寄ってくださった方もいて、先生がお客様となると実行委員のテンションもあがります

まずは、2つのチームを紹介しましょう。

スイーツ工作カフェ

これは今年初めての企画です。作るのは、自分で選んだ様々な材料を透明のカップに入れたオリジナルスイーツです。カフェのテーブルもハロウィン様式。カフェのメイドもカラーポリ製ハンドメイド衣装を身につけ盛り上がります。実行委員になった子は準備段階で、スイーツに使う材料を何種類も用意しながら、いくつも自分のスイーツを作りイメージを広げていたので、当日の声かけもじょうずじょうず。参加した子はそれぞれに個性豊かなスイーツを完成させ持って帰りました。

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バルーンアート

毎年おなじみのこのコーナー。毎年参加している実行委員も多いため、練習を通じて、かなり難しい“クマ”作りに挑戦。お客様を案内して、教えたり作ったり、大忙しの中で上級生らしさを発揮していました。
5年生女子の感想・・・「女の子がつくりおわるまでまっているとき、うれしそうな顔でまってくれたことが一番うれしかった」
この言葉には関わるおとなも感激です。

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2022年工作あそびフェスティバル ストラックアウト・おばけやしき編

今年のアンケートでも希望が多かった「ストラックアウト」と「おばけやしき」を紹介しましょう。

ストラックアウト

去年も使ったストラックアウトの枠を活用し、はめる板をハロウィン仕様にしたこのコーナー。実行委員は、去年の経験を踏まえて、工夫して準備作業を進め、当日に臨みました。実行委員の感想には、お客さんが沢山きてくれたことを喜ぶ声が多くありました。

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おばけやしき

去年初めて行ったこのコーナー。今年も体育館のステージを使い、緞帳をおろして真っ暗な中でお客さまを迎えることになりました。今年のテーマにあわせ舞台設定はヨーロッパの墓場。このコーナーは、客のテンションがあがりやすいので注意書きも話し合って作り、抜かりはありません。

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客に恐怖を与えるのは、置いてある棺桶から突然登場するドラキュラや闇の中にたたずむミイラ男。あちこちに飾られたオブジェも効果抜群。今年も怖い怖い。このコーナーは準備する大道具・小道具が多いのですが、「めだまをつくるのが楽しかった」と感想を出した実行委員もいて、準備は大変ながらやりがいを感じたようです。

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この取り組みで毎年感じるのは、準備と当日を通しての子どもの成長です。来年はどんな新しいアイディアが出てくるか楽しみですね。
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