昨年こども劇場主催のイベントの1コーナーだった企画を体育館で行い、好評だったので今年も「忍者修行ワークショップ」を8月18日(金)に行いました。忍者候補生に課される修行ミッションは3つです。1.バルーンで刀を作る。2.走る能力を鍛える(30秒の万歩計ダッシュ)、3.鈴を鳴らさずに本物の巻物を見つける。3つのミッションをクリアすると忍者認定書がもらえます。

去年と同じく今年も事前に各お仕事内容を明記し、2年生以上から子どもスタッフを募集。ミッション1は、毎年、秋の「工作あそびフェスティバル」で、バルーンを担当している女子たちがスタッフになってくれました。ミッション2は、案の定、走り回るのが大好きな2,3年生の男子。ミッション3は、しっかりものの3年生の女子が中心となってくれました。忍者認定書に名前を書く役目に手をあげてくれたのは、お習字が得意なこどもたち。それぞれに、自分の役目をよくわかった上で、スタッフをしてくれました。
バルーン刀コーナーは、バルーンのプロである職員が今年もしきってくれました。慣れた手つきで次々と、刀を作って行く様子はさすがです。


ミッション2は、非常に単純ながらエキサイティング。準備段階で、床の待つ場所や足踏み走りをする場所にガムテープを貼って印をつけるときもスタッフが大活躍。ストップウォッチで30秒計り合図したり、スタート前に万歩計を0にするお仕事など、結構役目の多いコーナーです。予想通り、途中で抜けて遊び出す子もいましたが、やるときはちゃんとやる姿も見ることができて、おとなとしては嬉しい限り。



ミッション3は、去年はただ鈴を鳴らさないようにゴムが張り巡らされた罠を抜け、敵の絵を刀で叩くだけでしたが、今年はあちこちに隠された巻物をゴールまで届け、それが本物であればクリア。偽物の場合はもう一度、チャレンジです。あちこちに飾られた敵の絵は、絵が得意な職員が描き、色塗りはこどもたちが、スタッフでない子も含めてやってくれました。今年は長く複雑なコースでしたが、みんな慎重にゴムを通り抜けていました。
忍者修行でひとたび刀を手にした子どもたちは、今年もチャンバラ大熱狂。バルーンなので、どんなに激しく闘おうが、おとなも注意せずに見守っていられます。終わったあと、こどもたちの様子は、普段よりも落ち着いて見えました。思いっきり楽しんでくれたようです。