開催にあたっては、事前に各お仕事内容を明記し、子どもスタッフを募集。今年の工作あそびフェスティバルの実行委員は3年生以上が対象なので、興味のある子のためにも募集を2年生以上に広げました。“刀を作る”はバルーンで刀を作ります。昨年の工作あそびフェスティバルでも大活躍した5年生女子と新たに4年生女子が参加。バルーン名人の担当スタッフが手を貸す必要がないほど慣れた手つきでバルーンをねじっていました。
“走る能力を鍛える”は、いわゆる万歩計ダッシュです。ここに参加したのは2年生男子。好きそうでしょ。足首に万歩計をつけ、ストップウォッチで30秒、その場で足踏み走りをし歩数を記録します。非常に単純ながらエキサイティングな修行です。このコーナーには、担当職員のこども劇場仲間が“地域サポーター”として入り、大学生の職員とともに、元気な2年生男子スタッフと参加者を盛り上げてくれました。普段は一緒に遊ばない面々でしたが、このイベント後の夕方、仲良く全員で遊んでいる姿が見られたのが印象的でした。何かを一緒にやり遂げると仲間意識が生まれるのですね。
修行その3の“鈴を鳴らさず目の前の的をたおす”は、ろくぼくと平均台の間に張り巡らされた鈴のついたゴムヒモを通り抜け、あちこちに設置してある敵の絵をバルーン刀で叩くというもの。万歩計ダッシュで激しく動いたあと、冷静に慎重に通り抜けるのが醍醐味。敵の絵は、事前にあいキッズいち絵心がある職員が描きました。その超絶かっこいい絵に触発され、スタッフでない子も色を塗ったり自分で敵の絵を描いたり。このコーナーの子どもスタッフは、2年生と3年生の女子で、「ああだこうだ」と工夫しながら、鈴ゴムを張り巡らし、担当スタッフとともに参加者に“鈴を鳴らすと敵に襲われるよ、注意して!”と雰囲気を盛り上げていました。「慎重に」とは言え子どもです。ガンガン鈴が鳴っても気にせずに敵に襲いかかって行きます。
そして3つの修行を終えると、“忍者認定書授与所”に行き、認定書に名前を書いてもらいます。このコーナーでは、2年生女子3人が筆ペンを使って、じょうずに名前を書いていました。
忍者修行はさておき、ひとたび刀を手にした子どもがやることは? もちろんチャンバラです。中央の空間で刀を振り回す子どもたち。バルーンなので、どんなに激しく闘おうがへっちゃらです。これも想定通り。シメシメ・・・ またやって欲しいというリクエストもあり、
嬉しい限りですね。