2020年12月09日

バングラデシュってどんな国

12月9日水曜日、国際理解教育イベントが行われました。一昨年はポーランド、昨年はベトナム、そして今年はバングラデシュです。今回はバングラデシュの民族音楽グループ“ウットロン”の4人のメンバーが来てくださいました。ウットロンは30年ほど前から日本で音楽活動をしているようで、流ちょうな日本語で話をします。

リーダーのハックさんが、最初にバングラデシュの位置や国旗を紹介。インドの右隣がバングラデシュです。国旗は緑の地に赤い円。日本の国旗に似ていますね。川がたくさんあって川の上で生活している人たちもいて、豊かな水のため宇宙から見るとバングラデシュは光って見えるそうです。

また、日本より狭い国土に日本より多くの人々が暮らしているとのこと。米作が盛んで暖かいので年に3回も収穫できるそうです。一番寒い時でも14度以上あるとか。

ハックさんが説明をしながらこどもたちに質問します。
「日本の旗とバングラデシュの旗はどう違う?」
こどもたちの手が次々にあがります。こどもたちは興味津々。

そして、バングラデシュの国の説明が終わったところで、お待ちかねのの演奏が始まります。ハックさんの歌声があいキッズに響き渡り、こどもたちが目を丸くします。しかも、希望者のこどもに太鼓を叩かせ、一緒に演奏。ママへの感謝の歌に続いて船で働く人の歌では、こどもたちも「ヘイヤー、ヘイヤホー」のかけ声を一緒にやり、素敵な時間が流れます。

また、沖縄の名曲「島人ぬ宝」の歌にみんなうっとり。演奏終了後には、なんとこどもたちに楽器に触らせてくれました。手こぎオルガン“ハルモニアム”、大きな太鼓は“ドール”、タンバリンのように使う“ダフリ”等。珍しい楽器に触れて嬉しそうなこどもたち。楽しい時間はあっという間。ウットロンは文化会館やグリーンホールでも演奏されているとのこと。機会があれば是非聴きに行きたいですね。ウットロンの皆さん、ありがとうございました。さあ来年はどこの国の方が来てくれるでしょうか?

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2020年11月25日

2020 工作あそびフェスティバル こんな時だからこそ こどもたちに笑顔を

2020年は激動の年。様々な制約がある中、多くのイベントが中止となりました。

第十小学校あいキッズでは、毎年もっとも大切にしている取り組み「工作あそびフェスティバル」を開催するかどうか職員で話し合いを重ね、「1年生の時はお客さまだった現2年生が実行委員をしないままで進級すると実行委員の楽しい体験の継続が途絶えてしまう」、そして何より、こんな時だからこそこどもたちに笑顔を届けたい」と、最大限の注意を払って開催しようと決断しました。

例年だと全校生徒、陽光保育園のカモシカ組、近隣の協力者の方々までが対象ですが、今年はあいキッズのきらきら、さんさんオレンジに登録しているこどもたちのみ。毎年4つから5つのコーナーを設けていますが今回は3つのみ。また、お客も学年ごとに時間分けして受け入れるといった対策を取りました。

開催日は11月25日水曜日。2ヶ月ほど前から実行委員を募集したところ、この状況で楽しさに飢えているこどもたちが次々と手をあげ、最終的には2年生が17名、3年生が13名、計30名が実行委員になってくれました。こどもたちの話し合いで決まったコーナーは、“射的”“アクセサリー”“バルーンアート”。そして今は“鬼滅ブーム”のまっただ中。当然ながら、3コーナーともに鬼滅にちなんだアイデア満点のお店です。

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実行委員会だって楽しい

実行委員会を何度も行い迎えた当日。今回の飾り付けはクラウンTOGAさんとしても活躍している時間契約職員。バルーンアーティストとしてもプロですからこだわりました。鬼滅キャラで飾られた看板、入り口にはあの藤の花のアーチゲート、体育館にも炭治郎と禰豆子のキャラクターカラーのバルーンが! 

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おはな紙で作った藤の花

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藤の家のばあばがお出迎え

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会場は鬼滅の世界

コーナーを受け持つ実行委員もお客様たちもワクワクドキドキ。射的では跳び箱の上に置かれた鬼滅キャラの的を楽しそうに割り箸鉄砲で狙うこどもたち。アクセサリー屋さんでは、短く切った鬼滅キャラのイメージカラーのストローをゴムに通してブレスレット作り。バルーンアートでは、犬やウサギや花も作れますが、一番の人気は刀です。マスクで隠れてはいますが、みんなが笑顔です。

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射的は炭治郎

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ルールも景品もてづくり

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工夫をこらした的

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アクセサリーさんは禰豆子

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緑と黒のストローをつなげて…

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バルーンアートではTOGAさん渾身の作品がお出迎え

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刀はこうやって作るだよ

終了後、実行委員に感想をアンケートに書いてもらいました。いくつか紹介しましょう。

●「みんながきてくれてうれしかった」
●「はじめてやって、たのしかった。じょうずにできてうれしかった」
●「バルーンははじめてだったけどいろいろできた。ぜんぜんおしえられなかったけど、みんなでがんばったからできた。1〜2ヶ月くらいがんばったからできたことだと思う。れん習してできたことだから、れん習してよかった。たのしかった」

また実行委員会に携わったスタッフからは次のような感想が寄せられました。

●「学年に関係なく協力して、ポスターや景品を作ったり鬼滅のかっこいい的を作ったりしました。当日は鉄砲の撃ち方を優しく教えたり、消毒してくださーい!と声をかけたり、接客上手な素敵な店員さんでした」(射的)
●「初めてスタッフとしての参加でしたが、こどもたちが本当に楽しそうに各ブースをまわっていたのが印象的でした」(射的)
●「開店準備のとき、みんなの努力の成果の出た看板を見て、これは成功だ!と感じました。みんなにていねいに指導する姿や喜ぶお客様を見て本当に楽しかった」(アクセサリー店)
●「実行委員会に毎回は来られないこどもたちもいた中で、看板作りや装飾作りなど、それぞれの役割毎に楽しそうに準備していたのが印象的でした」(アクセサリー店)
●「当初、少人数の実行委員で行う予定でしたが、こどもたちのやる気がすさまじく、大勢の子が実行委員に参加してくれました。やる気があるから呑み込みも早い。難しい技術も次々に習得して行きます。当日は自然に役割分担ができ、手際よくお店を回して行きました。おとなは見守るだけ。なんとも頼もしい姿でした。今年は色々なことを我慢したこどもたち。例年より小規模でしたが、有り余るエネルギーをぶつけてくれたと思います」(バルーン)

引っ越しして広い新しい体育館で行えた今年の工作あそびフェスティバル。「来年は実行委員になるんだ」と今から言っている1年生もいました。「来年はお化けやしきをやりたい」と言う子たちもいっぱい。来年の秋にはすべてが落ち着いて、いつもの通り学校全体に声をかけて、コーナーも増やしてやれますようにと心から祈っています。
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2020年09月18日

思い出いっぱいのクラブ室とさんさんルームにさよなら

2020年9月18日金曜日、板橋第十小あいキッズのこどもたちにとって我が家とも言うべきクラブ室とさんさんルームが、最後の日を迎えました。

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 板橋区立第十小学校の歴史をひもとくと、昭和39年8月17日(1964年)第十小学童保育クラブ開設とあります。同日が鉄筋新校舎落成とあるので、おそらく私たちが使っていたクラブ室は、この日に誕生したのだと思われます。つまり築56年。なんと長い年月でしょう。

 区が学童保育クラブを公営直轄から民間委託、そして校庭開放と学童保育事業の統一という流れの中で、陽光会が学童保育クラブの運営を委託されたのは、平成16年(2004年)のことでした。当時の定員は55名。特別支援学校の生徒も通ってきていました。やがて65名となり、あいキッズとなったのは、平成23年(2011年)でした。このクラブ室で、毎年、多くのこどもたちが、友だちを作り、遊び、ケンカし、育ち、巣立って行きました。今の保護者の中には、ここの学童出身のかたもかなりいます。

 この建物は、まるで山小屋のような外観で、吹き抜けのように天井が高く、本来の面積以上に広く見えるような構造になっています。完成した当時はさぞかしお洒落だったのではないでしょうか。
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 天井と壁の境に太いハリがかけられていて頑丈な造りにもなっていました。東日本大震災の際、早めに帰ってきた子どもたちと共に、あの恐ろしい揺れを耐えました。
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 また、この部屋には畳があり、思い思いゴロゴロベタベタできるスペースでした。夏休みには、この部屋いっぱいにゴザを敷き詰め、みんなでお昼寝。お昼寝の冒頭は職員による読み聞かせ。その間は静かに聞き入っていても、終わったら寝ないで友だちとこそこそぺちゃぺちゃ。静かに!と怒られながらも楽しいひととき。
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 部屋の中でみんなでドッジボールもやっていた時代もあります。ここにはアップライトピアノがあり、弾きたい子は、習っている習っていないに関係なく楽しんでいました。もちろんピアノの達人の職員が弾き始めるとこどもたちが集まり、歌い始めることも。また、トイレには温水の出るシャワーコーナーがあり、身体に障害のある子だけでなく、泥んこになった子どもたちの身体をきれいにできました。

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 そして、ここには専用の庭がありました。新校舎建築が始まる前には、鉄棒もあり、一輪車、大縄跳び、鬼ごっこだけでなく、水場もあったため、土を掘って掘って川やら池やらが出来上がり、泥遊び、ぴかぴか泥だんご作りと楽しみました。そうそう、植え木があった時代には、秘密基地作りも流行りましたね。また、夏休みにはビニールプールで水遊びが定番でした。

 一方、あいキッズになってから使い始めたさんさんルームは学校内にあり、さんさんの子も移動することで気持の切り替えができるため、人気の場所でした。また、目の前の図書室も使わせていただけたので、そこが唯一の静かな空間として、愛されていました。

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 語りつくせないほどの思い出がつまったクラブ室とさんさんルーム。連休明け23日水曜日から新校舎で生活が始まります。長い間、私たちを見守ってくれてありがとう。そしてさようなら!

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