2022年08月19日

真夏の昼の怖〜〜い話

夏休みといえば、あいキッズでは怖い話のイベントが定番。今年は、“怖い話が聞きたいなら絶対この人”という職員の発案で、8月19日(金)に1年生の教室をお借りして、「夏の怖いお話会」が行われました。さすがプロの芸能アーティストでもある職員。ポスターからも怖さが伝わってきます。

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去年の「工作あそびフェスティバル」で「おばけやしき」を担当し、子どもたちともに怖〜〜い世界を創り上げた手腕をこの日も発揮。教室という場所を活かして、入り口から会場に入る通路、話を聞く会場セッティングまで、こだわり抜いた演出が施されています。参加した子によっては、入り口を見ただけで、「やっぱりやめる!」と言い出した子も。

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案内された子どもたちは会場に丸く置かれたキャンドルの後ろに輪になって座ります。輪に隙間があると、そこにオバケが座ると言われ、当然きゅっとくっつきます。この職員の怖い話の醍醐味は、物語を読むのではなく、自分の作品として語るところです。ここもさすがアーティスト! 普段のにぎやかさは陰をひそめ、ピンと張り詰めた緊張感と静けさのなか、語りが進んで行きます。そして最後に、「本当にオバケがいるかバケタン(オバケ探知機)で調べてみよう」と言って、スイッチを押してみると、赤いライトが点滅。その瞬間、光をさえぎるために窓に貼られた黒い紙の一枚が剥がれ始めました。まさにオバケの仕業、怖〜〜いよ〜〜! ついに子どもがふたり、1年生の女子と2年生の男子が泣き出しました。なんて素晴らしい感性でしょう! 

あまりに怖がるので、職員は「怖いときは笑えばいいよ。そうするとオバケがいなくなっちゃうよ。『トトロ』でおとうさんがそう言ってたよ」と話しました。それで子どもたちは一安心。余談ですが、なんとその日の夜、テレビで『トトロ』が放映されたそうです。これも運命のいたずらでしょうか。各定員20人の3回公演。限定60人の子どもたちが、リアルに恐怖を楽しみました。

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夏休みは朝から夕方まで、たっぷり時間を使える子どもたちにとっては貴重な時期です。
来年も、笑い・涙・ワクワクといった様々な感情を掘り起こすようなイベントを企画して行きたいと思います。
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2022年08月17日

今日からきみは忍者だ!

 8月17日(水)、体育館で「忍者修行ワークショップ」が行われました。発案した職員は、3ヶ月に一度地域で行っているこども劇場いたばし主催のイベントの1コーナーとして大好評なので、あいキッズの子どもたちにも体験させたいという思いから提案したとのこと。忍者候補生に課される修行ミッションは3つです。

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開催にあたっては、事前に各お仕事内容を明記し、子どもスタッフを募集。今年の工作あそびフェスティバルの実行委員は3年生以上が対象なので、興味のある子のためにも募集を2年生以上に広げました。“刀を作る”はバルーンで刀を作ります。昨年の工作あそびフェスティバルでも大活躍した5年生女子と新たに4年生女子が参加。バルーン名人の担当スタッフが手を貸す必要がないほど慣れた手つきでバルーンをねじっていました。

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“走る能力を鍛える”は、いわゆる万歩計ダッシュです。ここに参加したのは2年生男子。好きそうでしょ。足首に万歩計をつけ、ストップウォッチで30秒、その場で足踏み走りをし歩数を記録します。非常に単純ながらエキサイティングな修行です。このコーナーには、担当職員のこども劇場仲間が“地域サポーター”として入り、大学生の職員とともに、元気な2年生男子スタッフと参加者を盛り上げてくれました。普段は一緒に遊ばない面々でしたが、このイベント後の夕方、仲良く全員で遊んでいる姿が見られたのが印象的でした。何かを一緒にやり遂げると仲間意識が生まれるのですね。

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修行その3の“鈴を鳴らさず目の前の的をたおす”は、ろくぼくと平均台の間に張り巡らされた鈴のついたゴムヒモを通り抜け、あちこちに設置してある敵の絵をバルーン刀で叩くというもの。万歩計ダッシュで激しく動いたあと、冷静に慎重に通り抜けるのが醍醐味。敵の絵は、事前にあいキッズいち絵心がある職員が描きました。その超絶かっこいい絵に触発され、スタッフでない子も色を塗ったり自分で敵の絵を描いたり。このコーナーの子どもスタッフは、2年生と3年生の女子で、「ああだこうだ」と工夫しながら、鈴ゴムを張り巡らし、担当スタッフとともに参加者に“鈴を鳴らすと敵に襲われるよ、注意して!”と雰囲気を盛り上げていました。「慎重に」とは言え子どもです。ガンガン鈴が鳴っても気にせずに敵に襲いかかって行きます。

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 そして3つの修行を終えると、“忍者認定書授与所”に行き、認定書に名前を書いてもらいます。このコーナーでは、2年生女子3人が筆ペンを使って、じょうずに名前を書いていました。

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 忍者修行はさておき、ひとたび刀を手にした子どもがやることは? もちろんチャンバラです。中央の空間で刀を振り回す子どもたち。バルーンなので、どんなに激しく闘おうがへっちゃらです。これも想定通り。シメシメ・・・ またやって欲しいというリクエストもあり、
嬉しい限りですね。

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2022年07月21日

運動って楽しい! 体育館でミニ運動会。

7月11日水曜日、第十小の近所で姿勢改善専門スタジオを経営されているトレーナーの江藤祐貴さんの指導で、スポーツワークショップを行いました。ご縁はこのブログ。嬉しいですね。

ワークショップのタイトルは、「運動の楽しさを体感しよう!」 体育館で行われたこのイベントには、前半後半それぞれ30人ほどのこどもたちが参加してくれました。最初はウォームアップのためけんけんしてジャンケン。負けた子、足がついた子から抜けて行き、最後まで残った子が勝ち。これが結構おもしろくて、みんな大喜び。からだが温まったところで、三角コーンを目印にしたリレー競争です。最初はグループを少人数に分け、体育館の4分の1の距離から始め、最後は、ステージの前から体育館の端まで走って戻るリレー。チームの連携次第で順位も変わり、競争大好きなこどもたちの応援の声にも力が入ります。まるでミニ運動会。

体育館の隅に用意していた麦茶もあっという間になくなり終了。思いっきり楽しく走って、からだも心も大きく広がるようなイベントでした。江藤さん、ありがとうございました。また来てくださいね。

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posted by 陽光会 at 14:34| Comment(0) | あいキッズ